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12/23: ひまわり。

最近、39歳になりました。
30代を振り返ると、正直、あまりよいことがあったとは言い難い10年でした。
人との距離をどう取ってよいのかわからなくなる、私にはとてもダメージの大きい問題がおき、その心の整理に追われた10年だったようにも思います。失恋の痛手は新しい恋愛で回復できるけれど、友人を失った痛みは、その後に素晴らしい友人ができても回復しないものだと知りました。

ゴッホがゴーギャンのために描いた「ひまわり」を、この秋に行ったオランダでみました。共に暮らし共に創作する約束したゴーギャンを待つ間に描いた「ひまわり」。なぜ「ひまわり」を描いたかと言えば、ゴーギャンがゴッホの「ひまわり」を褒めたことがあるから。浮世絵に触発され、アーティストどうしの共同創作に希望を見いだしたゴッホが、友を待つ時間をゆっくりと満たすように描いた筆づかいは、はじけるような歓喜、そのもの。一点の不安もなく、ゴーギャンを待つ喜びだけが、黄色の世界にはある。絵の前で、身動きができなくなりました。






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